最初に 言葉 があって
それよりも遥か以前に 時間 があり
そこにはすでに 空間 がある


私 あなたの生、存在は全て空間的行為 ・経験に基づくものであり
それらの身体的行為は時間に意味 – 構造を与える媒体である

より多様な時間への知覚を促す空間に自身の心を解き放つことは
すなわち『自己』への更なる深みに意識をつなげていく手段であり
同時に他者との間の内なるリズムに身を委ねる事で共感へと導く方法でもあり


そこでの自己(他者)との対話を通じ知覚への変化にはたらきかけながら
身体との新たな結びつきも秘めた自由な連想の基に空間に独自の意味を与え
より自発的なる日常の行為においてインプロヴィゼーションを誘発すること


それは過去 ・現在 ・未来が一つにつながる感覚の中で


— 私 あなたとは誰であるか —


この問いかけに言葉を超越したより深い洞察を与えるものである